脱原発にむけて、奈良でも、つながろう、声をあげていこう

2011年6月4日土曜日

6月11日にむけて横断幕つくり

 

6月11日のウォークで、nara-actionの目印になるように、横断幕つくりをしました。

黄色の横断幕は、アースデイ当日「自由空間ねん」のブースで作った横断幕に、小出さん講演会の日に参加者に書いてもらった布メッセージを貼り付けました。
ピンクの横断幕は、奈良脱原発ネットワークの前身(?)の「いらんわ原発!奈良の会」の横断幕です。約20年間隠れて(笑)いましたが、リメークされて登場です。

たくさんの人の想いを重ねてきた大切な横断幕をもって、11日アピールしましょう!

一緒に歩きたい方は、この2枚の横断幕を目印にお集まりくださいね。(kamiichi)

小出裕章さん講演会 アンケートより

アンケートでいただいたご意見を一部紹介します。

・小出さんの講演が奈良できけるなんて、本当にありがたい時間をいただきました。おそろしいけれど直視しなければいけない現在の状況がよく分かりました。これからもっと考え続けていきたいと思いました。

・日本の原発をすべてとめても困らない!!という話に力を得て、今こそすべての原発をとめる!!力をみんなで出し合いたいと思った。

・感情に流されることなく事実のみでわかりやすく説明していただき大変よかったです。これからの自分の生き方を考えなければいけないですね。

・わかりやすいお話でした。質問に関しても、世間で問題になっていることを網羅していてよかったと思います。正しい話は受け入れてもらいにくい現状があります。本来、守られなくてはいけない若いお母さんが風評被害の防止のため自分達で福島のものを食べることを運動化しようとされていて心配しています。


・私は今まで原発に興味は持たないという形で原発の推進に(結果的に)協力してきました。考えないということは人を殺すということだと思います。その「人」の中に自分や自分の大切な人がいない保障は何1つないのに人を殺す選択を、出力し続けていました。私はこれから勉強して、何か判断をしなきゃいけないのだと思います。

・脱原発が科学的にも人間的にもはっきりとした内容だった。いかに政治的に捏造推進されたエネルギーであったか。小出先生の人間的に優しさも実感。内容の濃い講演でした。ありがとうございました。

・小出先生のお話の中で、さまざまなデータを示してくださりながら現状放射能、電力について話して下さったこと、ずっと知りたかったことのように思います。TVの中で得る情報・政府・東電・専門家の言っていることはいつも全てを言い表していないように思われ、それが却って日々の生活の不安をあおるように感じていました。まずは福島原発の安定化を祈るばかりです。

・電気は足りていることも判りました。もし足りなくても私たちの生活を見直したい。自販機も廃止し「便利」の生活の何なのかを考え直したい。社会全体でも考えを見直したい。始末のできない廃棄物を生む原発は人類に有害です。絶対許してはならないと思いました。

・チェルノブイリ原発事故、福島原発事故、その共通点に加えて、実際的な数値やデータ(情報)を基にした解説・講演はわかりやすかったです!また、原発・エネルギー・貧困のいろいろな問題を関連して考えることは興味深かったです。

・メディアで○○大学の○○教授といわれる方の原発を容認する発言が多い中、小出先生のきっぱりとした原発はいらないという言葉に胸がすっきりしました。これから生まれていく子どもの未来のために、1人でも多くのお母さん方に伝えていきたいと思います。微力ですが真実を伝えるお手伝いができればと思います。

・「原発はいらない」と何故自分が言えなかったのか、自分の不勉強を恥じます(実家は原発の街です)。原子力のようなむずかしいことは専門家が判断してくれるものだと思っていました。情けないです。とんでもない負の遺産を子どもたちに残してしまいました。この会場の皆様の熱気や誠意に元気をもらいました。

・原子力を作った、作ることを主張した人たちだけが責任があるのではなく、それを阻止できなかった私たち11人にも責任がありということが心に残った。できた灰の処理ができないのに原子力発電を始めたことがそもそもまちがいだった。


・福島の問題だけでなく、今後の生き方に関して素晴らしい指針を示していただいた。福岡からわざわざ来たかいがありました。

・原発のことはもちろんよくわかった。それ以上に、この人がなぜこんな活動をしているのかその思いと温かさになぜか涙があふれた。声高にさけばない、そこに「ほんとう」を感じました。

・落合恵子さんが「小出さんをヒーローにしてはいけない。私たちみんながシェアすべきだ」と言っていました。私はさらに「小出さんを神格化してはいけない」と思います。小出さんは限られたデータを基にいろんな判断をしています。小出さんが間違った判断をすることがあるかもしれません。そんな時小出さん一人を責めるのではなく、私たち一人一人が責任をシェアしないといけないと思います。「原発は安全だ」ということばにだまされたと人はよく言いますが、だまされる人にも責任があるのです。私たちは一人一人が自分の頭でこの問題を考えていかなくてはなりません。


                             (カミイチ)