脱原発にむけて、奈良でも、つながろう、声をあげていこう

2011年12月31日土曜日

セシウム137の土壌中の分布図

 新しい情報が入りましたので訂正します。

この放射能汚染地図は正しく(実測値では)ありませんでした。
http://www.asahi.com/national/update/1114/TKY201111140338.html?ref=rss

実施検査したところ北海道の道東に放射能汚染はありません。
東大と名古屋大学の研究者が名前を売りたくて、
コンピューターシミュレーションを
自分たちの都合のいいように使って作図。
それを朝日新聞が大きく報道して、事実であるかのように広まったのが実態です。
西日本にもこんな放射能汚染はありません。

これが元の論文データ。
http://www.pnas.org/content/early/2011/11/11/1112058108.abstract

文科省の定時降下物のデータを合わせてシミュレーションを補強したそうですが、
その期間は3月20日から4月19日までのデータ、
つまり一番放射能の多かった3/11~3/19までのデータが
入っていません。

これが東大と名古屋大の記者発表の弁解記事です。
文中に何度も「見積もり」と書いています。つまり実測値ではなく予想値です。
そして予想は間違っていました。
http://www.nagoya-u.ac.jp/research/pdf/activities/20111115_hyarc.pdf?20111115

自治体も後でこっそり修正しています。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111118/dst11111819220021-n1.htm

東大と名古屋大の地図では道東は250ベクレルの汚染地帯になっています。
これについて北海道の現地の人が実測した結果を発表しています。
汚染はありません。予想と実測とどちらが正しいのでしょうか。
http://chemibo.jp/hyouka/hm_soil.php
北海道が行った検出データ これも汚染はありません。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/gjf/dojomonitoring.htm

もし250ベクレルを信用すれば
北海道の農産物は危険なものとされ売れなくなります。
これは真の風評被害です。

2011年12月5日月曜日

「野呂美加さんお話会」IN生駒 12月12日

チェルノブイリのお母さんと同じ涙を流さないために

野呂美加さん代表の「チェルノブイリへのかけはし」は、
チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちに、
「放射能のない場所での夏休みを上げよう」という保養里親運動を
1992年より19年間続けてきました。1ヶ月の保養を終えると、
子どもたちは見違えるように元気になります。けれどもその保養も、
原発事故が起こり、今年は休止せざるをえませんでした。
チェルノブイリのお母さんたちの涙と同じ涙をよもや
福島や関東のお母さんたちから見るようになろうとは・・・。
放射能への被害をできるだけ予防し、子どもたちの健康に
与える影響を可能な限り小さくさせたい。
チェルノブイリの子どもたちとお母さんたちのと経験と、
そこから学んだ放射能対策をお聞きします。

と き:2011年12月12日(月)
9:45~                受付
10 :00~12 :00 野呂美加さんのお話
12 :00~12 :30 昼食(各自でご用意下さい)
12 :30~14 :00 野呂さんとの交流会・質疑応答

※午前中のみの参加もOK。

※託児はありませんが、赤ちゃんやお子さん連れも歓迎です。
子どもたちの遊ぶスペースや、赤ちゃんを抱っこしながらお話を聞くスペースをご用意します。

ところ:生駒市コミュニティセンター(生駒セイセイビル) 会議室402,403,404号室

講 師:野呂美加さん(NPOチェルノブイリへのかけはし代表)

■参加費:1,000円  

■託児:なし 

■〆切り:12/9(金)

■イベントID : 1611666
■お申し込み コープ自然派奈良 組合員サービスセンター
       0120-408-300
    088-603-0080

■共催:コープ自然派奈良理事会/みらい,「親のための子育てサークルどんぐり畑」,「奈良 こどもの未来をまもる会」

2011年12月4日日曜日

2.11全国一斉さようなら原発1000万人アクション

 2.11全国一斉さようなら原発1000万人アクション

「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会

3.11in福島 現地集会

3.24さようなら原発1000万署名集約集会
会場 日比谷野外音楽堂
時間13:30 〜 集会・パレード

9.19さようなら原発集会には、6万人の人々!!!

呼びかけ人ほか、
武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40周年実行委員会)
からアピール





2011年11月26日土曜日

奈良紅茶の時間~12月のご案内~

エネルギーのこと、食のこと、未来のこと、語り合いましょう。

[毎月第3木曜日]
12月15日(木)14:00~16:00
とおく&らいぶcafe葉音
参加費:ワンドリンク代


「奈良紅茶の時間」は紅茶を飲む時間ではありません。
チェルノブイリ原発事故が起こったその後で、
金沢の水野スウさんが始めたオープンスペース「紅茶の時間」。
世の中のいろんなことを知っても一人で抱え込んでしまって
しんどい思いをすることがあります。そんな気持ちを話せる場が
あったらいいなぁとずっと思っていました。
水野スウさんの「そこが開かれた場で、きもちを話せる=放せる場で、
相手を否定しない場で、みんなが、それぞれのきもちに
言葉をさがせるような場所」を目指して「奈良紅茶の時間」を
続けていきたいと思っています。

nara-action代表 堀田美恵子がお待ちしています。

映画上映「ミツバチの羽音と地球の回転」

終了しました。

映画上映「ミツバチの羽音と地球の回転」
「ならボランティアフェスタ2011」
やってみよう!笑顔になれるボランティア

標記フェスタにnara-actionとして協力出展します♪

と き:2011年12月3日(土)13:00~15:30
ところ:大淀町文化会館 あらかしホール
(大淀町桧垣本2090)
当日1,000円 前売800円(中学生以下無料)

未来のエネルギーをどうするのか?
祝島とスウェーデンでエネルギーの自立に取り組む人々の物語(鎌仲ひとみ監督作品)

原発とこれからのエネルギーについて、一緒に考えましょう。

【プログラム協力:nara-action】

奈良県総合ボランティアセンター(奈良県社会福祉協議会)
TEL: 0744-29-0155
E-mail: nara-vc@nara-shakyo.jp

11月「奈良紅茶の時間」行いました

11月の紅茶の時間は15名の参加でした。初めての参加の方も1名。
話のできる場所をもとめてネットで探していたとのこと。
ここで知り合って それぞれのネットワークを広げて行く方もいます。
それぞれが直面している3.11以降の原発事故の不安や疑問は
いろいろですが、声に出して話したい、聞きたいという人々が
集まる場所になっているように感じます。
そこから、放射能の恐怖から逃れたいという思いは共有でき、
避難支援は必要なことという認識ができるように思います。

2011年11月12日土曜日

「21 世紀の日本人の生きざま」─ 有機農業と原発とTPP ─

nara-actionメンバーの自由空間ねん・コープ自然派奈良主催有機菜園講座の講師・西村和雄さんをお呼びし、語り尽くしていただきます!

「21 世紀の日本人の生きざま」
─ 有機農業と原発とTPP ─
http://www.shizenha.ne.jp/nara/
チラシはこちら

大きな転換点を迎えている今、私たちの選択が問われています。
原発、TPP など私たちがかかえる課題の問題点、そして、本当
に豊かな社会を目指すための道筋について、有機農業の第一人
者である西村和雄先生に広い視点で語っていただきます。

■日 時:2011 年12 月10 日(土)14:00~16:00
■場 所:奈良商工会議所4F 会議室(近鉄奈良駅北徒歩1分)
■講 師:西村 和雄 氏

西村和雄氏プロフィール:
1945 年、京都市生まれ。京都大学農学部卒。
同大学農学博士。現在は京都大学を退職し、
国内外で有機農業技術指導を行う。著書に『有
機農業コツの科学』『おいしく育てる菜園づ
くりコツの科学』『おいしい野菜の見分け方』
など多数。

■定 員:45 名(申込先着順)
■参加費:500 円
■主 催:生活協同組合 コープ自然派奈良
■申込/ 問合せ
生活協同組合 コープ自然派奈良  8:30~20:00(月~金)
tel:0120-408-300 携帯・IP フォン:088-603-0080
e-mail:shizenha_nara@shizenha.co.jp

2011年11月9日水曜日

奈良紅茶の時間~11月のご案内~

エネルギーのこと、食のこと、未来のこと、語り合いましょう。

[毎月第3木曜日]
11月17日(木)14:00~16:00
とおく&らいぶcafe葉音
参加費:ワンドリンク代


「奈良紅茶の時間」は紅茶を飲む時間ではありません。
チェルノブイリ原発事故が起こったその後で、
金沢の水野スウさんが始めたオープンスペース「紅茶の時間」。
世の中のいろんなことを知っても一人で抱え込んでしまって
しんどい思いをすることがあります。そんな気持ちを話せる場が
あったらいいなぁとずっと思っていました。
水野スウさんの「そこが開かれた場で、きもちを話せる=放せる場で、
相手を否定しない場で、みんなが、それぞれのきもちに
言葉をさがせるような場所」を目指して「奈良紅茶の時間」を
続けていきたいと思っています。

nara-action代表 堀田美恵子がお待ちしています。

2011年10月25日火曜日

11/13 ドキュメンタリー映画 「ヒバクシャ」上映会

上映会の案内です。

【ドキュメンタリー映画 「ヒバクシャ」上映会】

日時:11月13日(日)14:00~16:00(開場13:30)
場所:生駒市コミュニティセンター401号室(生駒セイセイビル内)

参加費:1000円(コープ自然派会員500円)

託児:1人目500円、2人目以降300円(1週間前までに申し込みのこと)

定員:45人(先着順)

主催:コープ自然派「原発なくそう実行委員会」
問合:090-3715-4543(谷口)
    sashaeiko@hotmail.com

2011年10月22日土曜日

「さよなら原発関西のつどい」にたくさんの人!!

♪大盛況のうちに終了しました♪
nara-actionみんなも最後まで一緒に歩きました
詳しくはこちら(動画) http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/

日時:2011年10月16日(日)11:00~(10:30開場)
場所:エルおおさか大ホール

2011年10月20日木曜日

放射能汚染に関するパブコメ送りましょう!締切10/26

環境省では、「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」及び「放射性物質汚染対処特措法第11条第1項、第25条第1項、第32条第1項及び第36条第1項の環境省令で定める要件案」について、平成231017日(月)~1026日(水)までの間、広く国民の皆様の御意見をお聴きするパブリックコメントを実施します。
 これらは、平成23年8月に議員立法により成立した「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法(以下「放射性物質汚染対処特措法」という。)」に基づくもので、同法の全面施行(平成24年1月1日)までに策定することとなっているものです。

パブリックコメントは国に対して直接意見を伝えられる貴重な機会です。
ぜひ意見を送ってください。

放射能ガレキを受け入れないで!質問書への回答

先日、放射能汚染を広げないため、ガレキを受け入れないでほしいと首長宛に質問書を送りました。その回答をいただきましたのでお知らせします。

質問書を送った市町村:大和郡山市、天理市、生駒市、田原本町、奈良市、明日香村、奈良県

回答:
【大和郡山市】文書にて回答
大和郡山市では今のところ被災地のごみの受入を承諾した訳ではありません。受入に関しては、市内の住民に健康被害が及ばないよう十分な精査・確認が必要であると考えています。今後は環境省や関係各所の見解を考慮し、当市としても:慎重に判断をしてまいります。
       
【天理市】文書にて回答
今回の質問書の要旨に記載されていることについては、ある雑誌やインターネットからの情報に基づいたものであると思います。この情報は、4月に環境省が奈良県を通じて調査されたことに対して、回答したもので、この回答した内容を被災地やマスコミにも公表されることを承諾した市町村のみが掲載されています。ここには、公表に承諾しなかった市町村は含まれておりません。
奈良県に回答した調査票の内容は、焼却処分できるものとして、家庭からでる生ごみ等と破砕処理ができるものとして家電リサイクル法にかからない、家電製品類のみと回答しており、汚染瓦礫を処分するといった内容ではありません。さらに、受入れに際して、毎日受入れが可能な訳でもなく、一定期間を空けての受入れや搬入できない月を指定したり、色々な条件を付けての受入れとしています。今回の質問書の要旨に記載されているような、「放射性廃棄物」を受け入れると表明したことは一切ありません。また、本市への取材等も一切なく、一方的な情報のみに基づき、掲載されています。
本市におきましては、危惧されている放射能の拡散については、健康被害やその他農作物への影響等様々な懸念すべきことがあるため、現段階での受入については考えておりません。また、このような間違った情報が流布されたことにつきましては、奈良県を通じて、国に対し慎重な対応をお願いしたい旨の要望書をすでに提出いたしています。

【生駒市】メールにて回答
生駒市におきましては、環境省より「東日本大震災により生じた廃棄物の受入処理の依頼」を県廃棄物対策課を通じて4月27日に受理致しました。本市としては、放射能汚染がないことを大前提として「生ごみ」、「可然性混合廃棄物」を受入可能な廃棄物として、県へ回答しており、国が安全基準等を明確に定め、災害廃棄物が放射能汚染のない安全なものであると確認できることが、受入れの条件と考えております。
受入れについては、現時点で具体案も論じられておらず、生駒市としても慎重な姿勢で対応して参りたいと思いますので、ご理解の程よろしくお願いします。

その後、環境省は「安全と確認される低いレベルの放射能汚染がある前提で、受け入れの検討が可能かどうか再調査する」として10月7日に再調査を行いました。しかしこの調査は「受け入れを検討しない」という回答選択肢がない、調査の結果について個別の地方公共団体名は公表しない、など大きな問題点が指摘されています。
環境省ホームページ http://www.env.go.jp/jishin/index.html

今後とも新たな放射能汚染を防ぐために、注視し続ける必要があります。

2011年10月14日金曜日

10月16日さよなら原発関西のつどい

日時:2011年10月16日(日)11:00~(10:30開場)
場所:エルおおさか大ホール
内容:
第一部 「もんじゅ」を廃炉に(11:00~)
●ビデオ上映 「もんじゅ- 明かされた真実」より 20分

★講演「廃炉に向けて」 小林圭二 (元京都大学原子炉実験所講師)

●メッセージ
ドイツ、フランス、スペインより、原発反対福井県民会議より

第二部 脱原発へ(13:00~)
●ビデオ上映 「サクリファイス」(犠牲)

●上映「児玉龍彦教授 国会参考人陳述」

★講演「放射能からこどもを 守るために」
崎山比早子(医学博士・元放射線医学 総合研究所主任研究官)

★講演 「若狭の原発の危機」
中嶌哲演 (原発設置反対小浜市民の会)

●トーク 山本太郎(俳優)&藤波心(中3アイドル)

●アピール 服部良一(衆議院議員・社民党)

第三部 16時よりデモ→エル大阪~関西電力本社前(予定)

主催 とめよう「もんじゅ」関西連絡会
脱原発政策実現全国ネットワーク・関西福井ブロック
連絡先 ストップ・ザ・もんじゅ電話 072-843-1904 Fax:072-843-6807
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/

*チケット
当日:1500円(一般)、1000円(学生/ヒバク者/障害者)
前売り:1200円(一般)、800円(学生/ヒバク者/障害者)

2011年10月1日土曜日

奈良紅茶の時間~10月のご案内~

エネルギーのこと、食のこと、未来のこと、語り合いましょう。

[毎月第3木曜日]
10月20日(木)14:00~16:00
とおく&らいぶcafe葉音
参加費:ワンドリンク代


「奈良紅茶の時間」は紅茶を飲む時間ではありません。
チェルノブイリ原発事故が起こったその後で、
金沢の水野スウさんが始めたオープンスペース「紅茶の時間」。
世の中のいろんなことを知っても一人で抱え込んでしまって
しんどい思いをすることがあります。そんな気持ちを話せる場が
あったらいいなぁとずっと思っていました。
水野スウさんの「そこが開かれた場で、きもちを話せる=放せる場で、
相手を否定しない場で、みんなが、それぞれのきもちに
言葉をさがせるような場所」を目指して「奈良紅茶の時間」を
続けていきたいと思っています。

nara-action代表 堀田美恵子がお待ちしています。

2011年9月15日木曜日

放射能ガレキを受け入れないで!首長に質問書を送りました

奈良県内でも複数の自治体が放射能ガレキ受け入れを表明しました。
これ以上 放射能汚染を広げないため、ガレキを受け入れないでほしいと
当該自治体の各議会宛に陳情書(要望書)を、
市町村長宛に質問書を送りました。
市町村長には9月26日までに回答をお願いしています。
あなたの市町村でもぜひ!受け入れる前に市民として意思表示しませんか。

質問書(要望書)(PDF)

[以下全文]----------------------------
            2011年9月11日

 大和郡山市、天理市、生駒市、田原本町 市町長 様

             nara-action実行委員会 代表 堀田美恵子、
             奈良こどもの未来をまもる会、
             レインボー奈良 他個人

 東日本大震災で発生した瓦礫(災害廃棄物)処分についての質問書


東日本大震災で発生した瓦礫(災害廃棄物)は放射能汚染されています。受け入れないでください。


 [要 旨]
 政府・環境省が東日本大震災による災害廃棄物について全国の自治体に処理を打診し、奈良でも大和郡山市、天理市、生駒市、田原本町、南和広域衛生組合、十津川村等が受け入れを表明しました。
この「放射性廃棄物」を受け入れると奈良は受け入れた市町村のみならず周辺地域もすべて放射能汚染されてしまいます。放射性物質は焼却してもなくなるものではなく、焼却することは放射性物質をまき散らすテロ行為です。私たちは、放射能汚染を拡大させたくありません。そして、放射能汚染された奈良で住みたくはありません。ましてや子育てしたくはありません。住民の生命、財産を守るため、瓦礫は受け入れないでください。


[理 由]
 東日本大震災で発生した瓦礫(崩壊した建築廃材、土砂、金属、紙、工業品など)は全て放射能汚染されています。放射能は奈良のお茶の葉からも検出され日本中に降りました、特に東北一帯は放射線管理区域並(5msv/年)の地域が広範囲にあり、それらの地域の瓦礫は、特別な管理が必要な「放射性廃棄物」であるという認識が必要です。

 瓦礫、ゴミ搬出時に放射能値をはかるようなことはありません。高レベル汚染されたゴミも低レベルのものもごちゃ混ぜで全部ゴミになります。同じ家屋であっても汚染がひどいものと少ないものなど放射能の付着はばらつきがあります、それらを移動すれば埃や粉塵となって拡散し、まだ放射能値の低い地域が危険管理区域になってしまいます。これらの放射能の元になっているセシウム137、ストロンチウム90は半減期が30年で1年や2年で量が減ることはありません。また放射性物質の付着したゴミを焼却すれば大気から放射性物質が拡散し、周辺地域を広範囲に汚染させます。セシウムやストロンチウムは燃やしてなくなるものではありません。

 東日本大震災の瓦礫を持ち込むということは、放射性物質を持ち込むことであり、そのことによって地元住民、特に乳幼児、子どもたちにガン、免疫不全、神経障害などを何十年にわたって引き起こす危険を持ち込むことです。奈良が、周辺地域が放射能汚染されるのを黙ってみていることはできません。瓦礫持ち込むことはやめてください。

 私たちは東日本大震災後の復興に向け、被災者支援等できる限りのことをしたいと、支援組織を立ち上げ、市民レベルで被災者や放射能からの避難者、特に影響の大きい母子・子どもたちの受け入れをしてきています。放射能汚染の少ない奈良に避難し、ようやく子どもたちを思い切り外で遊ばせ、今後の生活について考えられるようになった避難者の方たちは、奈良で瓦礫を受け入れ放射能汚染が広がると、安住の地と思った奈良からも逃げていくしかありません。私たちも逃げるしかありません。

 政府は事故後、放射能汚染データを隠し、メルトダウン発生の事実も隠しました。その結果何万という人たちが大量の放射能被爆をしました。今も、被爆は続いています。そして食べ物の 安全基準をチェルノブイリ現地の50倍の2000ベクレルに引き上げ、子どもが受けてもいい放射能値を年間20msvにしました。原子力政策を推進するために 人々の命を犠牲にする行為です。この上放射能汚染された瓦礫を日本中にばらまき、焼却して更にばらまき、汚染度が低い地域までも高濃度汚染させるなど許されません。放射性物質は現在生きている人間の遺伝子を傷つけるだけでなく卵巣にたまり、まだ生まれていない未来の世代も傷つけます。

 ただの瓦礫ではありません。「放射性廃棄物」です。
 奈良にいる全ての子どもたち、これから生まれてくる未来の子どもたちの命を守るため絶対認めることはできません。
 ただちに影響はない、しかし何年後かには必ず影響が顕在化して病気になります。ひどい場合は死にます。

以上の事由により、放射能汚染された廃棄物や活性汚泥の焼却処理を受け入れないこと、また奈良県をこれ以上の汚染から守るためにも、まず、奈良県に対して緊急に放射性ガレキ処理法に関する的確な情報開示を求めるとともに、奈良県への放射性ガレキの受け入れを断固として拒否すること、そして、県民をはじめとする全国の国民による法案の再審議と、臨時処置を含めた代案が議論されるべきであることを求めてください。この旨、奈良県・政府に要望してください。

 上記につきまして、9月26日までにご回答くださいますようよろしくお願いします。

放射能ガレキを受け入れないで!議会に要望書を送りました

奈良県内でも複数の自治体が放射能ガレキ受け入れを表明しました。
これ以上 放射能汚染を広げないため、ガレキを受け入れないでほしいと
当該自治体の各議会宛に陳情書(要望書)を、
市町村長宛に質問書を送りました。
あなたの市町村でもぜひ!受け入れる前に市民として意思表示しませんか。

陳情書(要望書)(PDF)

[以下全文]----------------------------
           2011年9月11日
生駒市・天理市・大和郡山市・田原本町議会議長 様

              nara-action実行委員会  
              代表  堀田美恵子 印  

東日本大震災で発生した瓦礫(災害廃棄物)処分についての陳情書(要望)


東日本大震災で発生した瓦礫(災害廃棄物)は放射能汚染されています。受け入れないでください。


 [要 旨]
 政府・環境省が東日本大震災による災害廃棄物について全国の自治体に処理を打診し、奈良でも大和郡山市、天理市、生駒市、田原本町、南和広域衛生組合、十津川村が受け入れを表明しました。
この「放射性廃棄物」を受け入れると奈良は受け入れた市町村のみならず周辺地域もすべて放射能汚染されてしまいます。放射性物質は焼却してもなくなるものではなく、焼却することは放射性物質をまき散らすテロ行為です。私たちは、放射能汚染を拡大させたくありません。そして、放射能汚染された奈良で住みたくはありません。ましてや子育てしたくはありません。住民の生命、財産を守るため、瓦礫は受け入れないでください。


[理 由]
 東日本大震災で発生した瓦礫(崩壊した建築廃材、土砂、金属、紙、工業品など)は全て放射能汚染されています。放射能は奈良のお茶の葉からも検出され日本中に降りました、特に東北一帯は放射線管理区域並(5msv/年)の地域が広範囲にあり、それらの地域の瓦礫は、特別な管理が必要な「放射性廃棄物」であるという認識が必要です。

 瓦礫、ゴミ搬出時に放射能値をはかるようなことはありません。高レベル汚染されたゴミも低レベルのものもごちゃ混ぜで全部ゴミになります。同じ家屋であっても汚染がひどいものと少ないものなど放射能の付着はばらつきがあります、それらを移動すれば埃や粉塵となって拡散し、まだ放射能値の低い地域が危険管理区域になってしまいます。これらの放射能の元になっているセシウム137、ストロンチウム90は半減期が30年で1年や2年で量が減ることはありません。また放射性物質の付着したゴミを焼却すれば大気から放射性物質が拡散し、周辺地域を広範囲に汚染させます。セシウムやストロンチウムは燃やしてなくなるものではありません。

 東日本大震災の瓦礫を持ち込むということは、放射性物質を持ち込むことであり、そのことによって地元住民、特に乳幼児、子どもたちにガン、免疫不全、神経障害などを何十年にわたって引き起こす危険を持ち込むことです。奈良が、周辺地域が放射能汚染されるのを黙ってみていることはできません。瓦礫持ち込むことはやめてください。

 私たちは東日本大震災後の復興に向け、被災者支援等できる限りのことをしたいと、支援組織を立ち上げ、市民レベルで被災者や放射能からの避難者、特に影響の大きい母子・子どもたちの受け入れをしてきています。放射能汚染の少ない奈良に避難し、ようやく子どもたちを思い切り外で遊ばせ、今後の生活について考えられるようになった避難者の方たちは、奈良で瓦礫を受け入れ放射能汚染が広がると、安住の地と思った奈良からも逃げていくしかありません。私たちも逃げるしかありません。

 政府は事故後、放射能汚染データを隠し、メルトダウン発生の事実も隠しました。その結果何万という人たちが大量の放射能被爆をしました。今も、被爆は続いています。そして食べ物の 安全基準をチェルノブイリ現地の50倍の2000ベクレルに引き上げ、子どもが受けてもいい放射能値を年間20msvにしました。原子力政策を推進するために 人々の命を犠牲にする行為です。この上放射能汚染された瓦礫を日本中にばらまき、焼却して更にばらまき、汚染度が低い地域までも高濃度汚染させるなど許されません。放射性物質は現在生きている人間の遺伝子を傷つけるだけでなく卵巣にたまり、まだ生まれていない未来の世代も傷つけます。

 ただの瓦礫ではありません。「放射性廃棄物」です。
 奈良にいる全ての子どもたち、これから生まれてくる未来の子どもたちの命を守るため絶対認めることはできません。
 ただちに影響はない、しかし何年後かには必ず影響が顕在化して病気になります。ひどい場合は死にます。

以上の事由により、放射能汚染された廃棄物や活性汚泥の焼却処理を受け入れないこと、また奈良県をこれ以上の汚染から守るためにも、まず、奈良県議会に対して緊急に放射性ガレキ処理法に関する的確な情報開示を求めるとともに、奈良県への放射性ガレキの受け入れを断固として拒否すること、そして、県民をはじめとする全国の国民による法案の再審議と、臨時処置を含めた代案が議論されるべきであることを求めてください。この旨、意見書を奈良県議会に提出してください。

 上記陳情(要望)いたします。

2011年9月14日水曜日

9.11奈良脱原発宣言しました!

  9.11奈良脱原発宣言
PDFはこちら

 私たちは放射能汚染された空気や大地、放射性物質の漂う海はいりません。何万年も猛毒を出し続ける放射性廃棄物を未来の世代に押しつけたくありません。その願いも虚(むな)しく2011年3月11日、取り返しのつかない事故が起こってしまいました。東京電力福島第一原発は、未だに収束のめどが立たずに、地球上に大量の放射能をばらまき続けています。
 
放射線は地球上のすべての生物を、すべての生命(いのち)を傷つけます。しかも、見えない、聞こえない、五感に感じられない放射性物質からは逃げることができません。

エネルギー問題は、私自身の生き方の問題です。必要な時に、必要な量だけ、効率よく使い、未来にその恵(めぐみ)を引き継ぎたいです。核エネルギーの電気にNOと言い、再生可能エネルギーの利用にYESと言いましょう。そして、放射能の恐怖に怯える生活から安心して生活できる社会、核のエネルギーに頼らない持続可能な社会の構築ために、共に立ちあがり、声を出して、原子力発電に「さよなら」しましょう!
私たちのこの運動は「直ち(ただち)に影響は出ない」かもしれませんが、再度(にど)と放射能で生命(いのち)を傷つけないために、地球上から全ての原子力発電所をなくすために、そして、希望の未来を取り戻すために全力を尽くすことを誓います。
以上ここに宣言します。

2011年9月11日 遷都1301年の奈良にて

  今だから考えたい未来のこと さよなら原発1000万人アクション 参加者一同

「奈良紅茶の時間」はじめました

エネルギー、食、未来のこと、語り合いましょう
だれでも気軽につどい、日頃の疑問や思いを話しませんか。
nara-action実行委員会の代表で、奈良脱原発ネットワークの代表でもある
堀田美恵子がいつでもお待ちしています♪

[毎月第3木曜日]
9月15日(木)14:00~16:00
とおく&らいぶcafe葉音
参加費:ワンドリンク代

2011年9月12日月曜日

9.11「今だから考えたい 未来のこと」 ~さよなら原発1000万人アクション~開催しました!!

JR奈良駅~興福寺~奈良公園までパレード。
200名が参加しました。
そのまま奈良公園で集会。
約300人が参加、ライブ、シンポジウム、議員からのメッセージ、
「私の脱原発宣言」オープンマイクメッセージ、
エンディングでは「9.11奈良脱原発宣言」を読み上げ、
今すぐ原発とさよならしよう!と発信しました。

ユーチューブにアップしました

2011年8月5日金曜日

9.11「今だから考えたい 未来のこと」 ~さよなら原発1000万人アクション~

2011年9月11日(日)
   13時 JR奈良駅集合、ピースウォーク(予定)
   14時16時 奈良公園登大路園地(予定)
☆雨天決行


 2011年3月11日におこった東日本大震災。大地震、津波に続く、原発事故。日本は大きな被害を受け、6ヶ月経った今でも多くの方が避難生活を余儀なくされ、復興への道のりはあまりにも遠い現状です。さらには福島原発事故により大量の放射性物質が周囲の環境に放出され、チェルノブイリ事故と同じ国際評価基準レベル7の世界を揺るがす大災害となりました。放射能汚染は空中に、土壌に、海に広がり、水に、母乳に入り、農業・漁業の混乱などを引き起こしていますが、原発事故は未だ収束しないばかりか、未だに放射能は漏れ続け、収束の道筋すら明確に示されていません。
 私たちは、東日本大震災に遭った同じ日本に住むものとして、被災地から奈良への避難者への支援を含めて、復興への息の長い取り組みと支援を行っていくと同時に、これまでの暮らし方、エネルギーや資源の使い方を見直さなければなりません。ライフスタイルを変換し、エネルギー政策を転換して、子どもたちの未来を守るために一人ひとりが考え、行動し、広めていくことが必要です。
そのためのアクション第一歩となるよう、「今だから考えたい 未来のこと(震災復興集会)」を開催します。

内容(予定):
震災復興に向け、私たちがすべきことを考え、一人ひとりが思い思いのスタイルでメッセージを発信
ピースウォークのあと、ライブ、オープンマイク、署名のお願い(1千万人署名)
主催:nara-action実行委員会
問合:
 

2011年8月4日木曜日

考えようよ、語ろうよ、8月27日。

 robaさんと語ろう会

講師:大津いつおさん
エネルギーのこと、食のこと、未来のことを語りつくしましょう!

8月27日(土)14:00~15:45 ( おまけの時間 15:45~17:30 )
参加費:1000円(のみもの付)
場所:とおく&らいぶcafe葉音
定員:20名(要予約)

協力:nara-action実行委員会
申込:Email:eco_nara☆yahoo.co.jp(☆を@にかえてください)
Blog/http://blogs.yahoo.co.jp/eco_nara

2011年7月15日金曜日

奈良県・奈良市の受け入れ情報

≪奈良県受け入れ状況≫
電話相談総合受付窓口(学校のこと、住居、就職、のことなどなど、まずはこちらに問い合わせていただければ、担当部署にまわしてもらえます)

問合せ先
県政窓口案内「相談ならダイヤル」
(平日)午前830分から午後515分まで
(電話)0742-27-1100
(土・日・祝)午前830分から午後515分まで
(電話)0742-24-1914


<住居>
市町村営住宅:64戸  県営住宅:90戸(売間他5団地、ルームシェア有)
対象者(東日本大震災の被害により、これまでの住宅に居住することが困難な方。原発の30kmの範囲内の方に加え、計画的避難区域である福島県内の飯舘村、葛尾村、浪江町の全域と、川俣町と南相馬市のそれぞれ一部及び緊急時避難準備区域である田村市の一部に居住されている方)

・雇用促進住宅
対象者(福島県内であれば罹災被災証明はいりません。)

家  賃   免除(敷金共)
入居期間   入居開始日から1年以内
必要書類等被災罹災証明等(雇用促進住宅除く)及び印鑑

受付窓口 
土木部まちづくり推進局住宅課
県営住宅係【県営住宅】(0742)27-7539
 地域住宅係【市町村営住宅】(0742)27-7544

受付日時
午前8時45分~午後5時15分まで(土曜日、日曜日、祝日及び年末年始の休日を除く)

<物品支援>
県をとおして、県営・市営・雇用促進住宅に入居された方には、在る程度の生活物品の支援・お布団、食器、調理器具等もあります。市民ボランティアの奈良災害支援ネットとも協力体制を取っています。http://nara-sien.net/

<ホームスティ>
福島県の教育委員会のHPにも掲載しています。311の東北大震災を受け3月末時点で160の協力申し出あり。夏休みに向け、問い合わせが入り始めています。
★奈良県暮らし創造部協働推進課・ホームスティ担当               (℡・0742278713 Fax0742276139

<子供を預けて仕事を探したい方>
ファミリーサポート、ショートスティ、保育所の一時保育を利用してみてはとのこと。ただし、住民票の移動が必要かもしれませんのでご確認ください。


≪奈良市≫
(県を通して市営住宅は紹介されますが、奈良市独自の取り組みはお知らせされないかもしれませんので、市に直接お問い合わせください。)

<住居>
対象者は、現在のところ県営市営住宅にに準じます。

入居募集をする物件の種類と件数(71日現在)
・ホームステイ型 
   物件提供者(家族)と同居。 部屋は個室。食事提供(無償)される物件あり。3件
・集合住宅型 
   マンション、社員寮などの一室。8件 
・戸建型 
   一戸建ての物件。 11件
物件はすべて「家賃は無料」ですが、光熱水費やその他の費用(自治会費など)が必要(入居者負担)となるものもあります。   

問い合わせ  
市民生活部 市民安全課  
電話:0742-34-4930   ファックス:0742-35-3635   メール:shiminanzen@city.nara.lg.jp


<学校に関して>
住民票が移せない方も居住証明を発行して受け入れを可能にしています。
まずは教育委員会へ問い合わせてください。

<保育園>
現在、入所については、住民票を移した方。一時預かりは一日2000円くらい。
移せない方については、認可外で対応お願いしますとのこと。
幼稚園、保育園に関しても、まずは窓口へご相談を!

情勢にあわせ対応も変動しますので、今後も是非奈良に注目して下さい!

2011年7月14日木曜日

母子避難シェアハウス

福島や関東圏の母子の方たちに、一時避難していただく取り組みを始めました。
母子、妊婦さん、原発からの避難者が奈良に来ることが出来るように、と場所として用意しています。

最近分かってきたように東京でもかなり汚染が知られ、さまざまな事情から避難したい方もいます。nara-actionとしては、「被災証明」などと言うことなく支援したいと思っています。

また、夏休みを控え、短期避難も別途受け付けるつもりです。
初めての取り組みで手探りで進めている状態ですが、微力でもお手伝いさせていただければ、という思いで取り組んでいます。

2011年7月12日火曜日

6月20日「祝の島」上映会

6月20日、生駒コミュニティセンターにて「祝の島」上映会を行いました。

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1000年前、沖で難破した船を助けたことから
農耕がもたらされ、 子孫が栄え、
現在に至るまでいのちをつないできた小さな島がある。

山口県上関町祝島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、
岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、
人が暮らしやすい環境とは決していえない。
その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、
岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、
分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。
人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。

「海は私たちのいのち」と島の人は言う。
1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
という祝島の人々は、
以来28年間反対を続けている。

効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
大きな時間の流れと共にある島の生活。
原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。

1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、
私たちは何を選ぶのか。
いのちをつなぐ暮らし。
祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。
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自分たちの暮らしの糧が埋め立てられようとしている
暮らしの中に反対運動がある・・・

原発に賛成反対、環境、経済、福祉、少子高齢化・・・
そういう問題とされている事象以前に、

いのちをどう考えるか、連綿と続く土地の歴史の中で自分をどう位置づけるか、
そういう根本を問い直させてくれる映画でした。

当日は約30名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

                          (kamiichi)

6月11日原発いらん関西行動に参加しました

原発いらん関西行動に参加し、
『毎日がアースデイの未来に原発は必要でしょうか?』
という横断幕を持って
『危険な原発、みんな廃炉ー!ハイロー!』と歌ってきました。

全国一斉につながって意思表示できたことはすごいことです。

参加者は4500人!NHK奈良放送でもニュースで取り上げられたようです。

参加した人それぞれに思い・感想がありますが、
この思いが、脱原発という「結果」につながるまで
訴え続けないといけないと思います。

原発いらん関西行動の様子はこちら
1、 http://homepage3.nifty.com/skroba/
2、 http://youtu.be/Inlgy5ba9ZA

全国の6.11actionの様子
http://www.youtube.com/watch?v=AQbBH3INkx0

2011年6月4日土曜日

6月11日にむけて横断幕つくり

 

6月11日のウォークで、nara-actionの目印になるように、横断幕つくりをしました。

黄色の横断幕は、アースデイ当日「自由空間ねん」のブースで作った横断幕に、小出さん講演会の日に参加者に書いてもらった布メッセージを貼り付けました。
ピンクの横断幕は、奈良脱原発ネットワークの前身(?)の「いらんわ原発!奈良の会」の横断幕です。約20年間隠れて(笑)いましたが、リメークされて登場です。

たくさんの人の想いを重ねてきた大切な横断幕をもって、11日アピールしましょう!

一緒に歩きたい方は、この2枚の横断幕を目印にお集まりくださいね。(kamiichi)

小出裕章さん講演会 アンケートより

アンケートでいただいたご意見を一部紹介します。

・小出さんの講演が奈良できけるなんて、本当にありがたい時間をいただきました。おそろしいけれど直視しなければいけない現在の状況がよく分かりました。これからもっと考え続けていきたいと思いました。

・日本の原発をすべてとめても困らない!!という話に力を得て、今こそすべての原発をとめる!!力をみんなで出し合いたいと思った。

・感情に流されることなく事実のみでわかりやすく説明していただき大変よかったです。これからの自分の生き方を考えなければいけないですね。

・わかりやすいお話でした。質問に関しても、世間で問題になっていることを網羅していてよかったと思います。正しい話は受け入れてもらいにくい現状があります。本来、守られなくてはいけない若いお母さんが風評被害の防止のため自分達で福島のものを食べることを運動化しようとされていて心配しています。


・私は今まで原発に興味は持たないという形で原発の推進に(結果的に)協力してきました。考えないということは人を殺すということだと思います。その「人」の中に自分や自分の大切な人がいない保障は何1つないのに人を殺す選択を、出力し続けていました。私はこれから勉強して、何か判断をしなきゃいけないのだと思います。

・脱原発が科学的にも人間的にもはっきりとした内容だった。いかに政治的に捏造推進されたエネルギーであったか。小出先生の人間的に優しさも実感。内容の濃い講演でした。ありがとうございました。

・小出先生のお話の中で、さまざまなデータを示してくださりながら現状放射能、電力について話して下さったこと、ずっと知りたかったことのように思います。TVの中で得る情報・政府・東電・専門家の言っていることはいつも全てを言い表していないように思われ、それが却って日々の生活の不安をあおるように感じていました。まずは福島原発の安定化を祈るばかりです。

・電気は足りていることも判りました。もし足りなくても私たちの生活を見直したい。自販機も廃止し「便利」の生活の何なのかを考え直したい。社会全体でも考えを見直したい。始末のできない廃棄物を生む原発は人類に有害です。絶対許してはならないと思いました。

・チェルノブイリ原発事故、福島原発事故、その共通点に加えて、実際的な数値やデータ(情報)を基にした解説・講演はわかりやすかったです!また、原発・エネルギー・貧困のいろいろな問題を関連して考えることは興味深かったです。

・メディアで○○大学の○○教授といわれる方の原発を容認する発言が多い中、小出先生のきっぱりとした原発はいらないという言葉に胸がすっきりしました。これから生まれていく子どもの未来のために、1人でも多くのお母さん方に伝えていきたいと思います。微力ですが真実を伝えるお手伝いができればと思います。

・「原発はいらない」と何故自分が言えなかったのか、自分の不勉強を恥じます(実家は原発の街です)。原子力のようなむずかしいことは専門家が判断してくれるものだと思っていました。情けないです。とんでもない負の遺産を子どもたちに残してしまいました。この会場の皆様の熱気や誠意に元気をもらいました。

・原子力を作った、作ることを主張した人たちだけが責任があるのではなく、それを阻止できなかった私たち11人にも責任がありということが心に残った。できた灰の処理ができないのに原子力発電を始めたことがそもそもまちがいだった。


・福島の問題だけでなく、今後の生き方に関して素晴らしい指針を示していただいた。福岡からわざわざ来たかいがありました。

・原発のことはもちろんよくわかった。それ以上に、この人がなぜこんな活動をしているのかその思いと温かさになぜか涙があふれた。声高にさけばない、そこに「ほんとう」を感じました。

・落合恵子さんが「小出さんをヒーローにしてはいけない。私たちみんながシェアすべきだ」と言っていました。私はさらに「小出さんを神格化してはいけない」と思います。小出さんは限られたデータを基にいろんな判断をしています。小出さんが間違った判断をすることがあるかもしれません。そんな時小出さん一人を責めるのではなく、私たち一人一人が責任をシェアしないといけないと思います。「原発は安全だ」ということばにだまされたと人はよく言いますが、だまされる人にも責任があるのです。私たちは一人一人が自分の頭でこの問題を考えていかなくてはなりません。


                             (カミイチ)